Excel「VBA」プログラミングをする際に、工程を把握しよう

開発工程

どうも!Komugiです

システムを作ろうと思った時は、まず最初に何をしたらいいでしょうか?
作るシステムの内容に応じて手順が必要です

システム開発の工程

何かを作ろうと思った際、何作ろう?材料は?どうやって?と工程を考えます。
システム開発も同じです。作成するシステムの工程を作成します。

  • お料理作る場合・・・
    1. カレーを作ろう
    2. お肉、玉ねぎ、じゃがいも、人参、カレールー、ご飯を準備する
    3. お肉を炒め、残りの野菜を炒め、お水を入れ、具材が柔くなったらカレールーをいれる
    4. 味見をしたが物足りなかったので、隠し味にチョコとコーヒー入れたら美味しかった。お皿にご飯盛り、カレーをかけて完成
    5. 今回のレシピを記録しよう
    6. もっと美味しくなるように、見直そう

  • システム開発に置き換えると・・・
    1. 要件定義(何を作るか考えよう)
    2. 詳細設計(どんなものがいるか考えよう)
    3. 開発(実際に作ってみよう)
    4. テスト(試してみよう)
    5. ドキュメント作成(説明書を作ろう)
    6. 保守(ずっと使えるようにメンテナンスしよう)

要件定義(何を作るか考えよう)から考えて、工程に沿ってシステム開発を行います。
最初から癖づけて、どんな小さなシステムでも、工程を考えて開発を行うようにしましょう。

今後も役立つスキルです。

要件定義(何を作るか考えよう)

  • 目的を決める
    • 何のために、どのようなシステムを作るのか!を考えます。例えば「宿題を管理するためのシステム」など。
  • 必要なものをリストアップ
    • どんな情報やデータが必要かを書き出します。例えば「宿題のタイトルや科目、提出期限」など。

詳細設計(どんな見た目にするか考えよう)

  • 画面のデザイン
    • どんなふうに情報を表示したいか、どんなボタンを使いたいかを考えます。例えば「宿題を入力するためのフォーム」が必要など。
  • データの管理方法
    • どのようにデータをExcelのシートに並べるかを考えます。例えば「入力フォームで入力した宿題データ」の管理方法など。

開発(実際に作ってみよう)

  • プログラミング
    • Excelの中で「VBA」という言葉を使って、コンピュータに何をするか、どう動かすかを教えます。例えば「このボタンをクリックしたら新しい宿題を追加する」など。
  • エラーを考える
    • もし間違ったことをしたらどうするかも考えます。例えば「日付が間違っていたら「その日付は無効です」と表示」するなど。

テスト(試してみよう)

  • 自分でテスト
    • 作ったものが最初に決めた通りに、エラーなく動くか自分で試してみます。間違えていたり、エラーがでても問題ありません!この時点で修正すればいいんです。
  • 友達にも試してもらう
    • 他の人にも使ってもらって、どんな使用感か感想かを聞きます。役に立ったか、使いやすいかどうかが大事です。

ドキュメント作成(説明書を作ろう)

  • 使い方を書いた説明書
    • 作成したシステムをどのように使うかを、説明するための資料を作成します。これがあると、みんなが手順に沿って簡単に使えます。

説明(みんなに使ってもらおう)

  • システムを渡し、使用方法を伝える
    • 完成したシステムを、自分や使ってくれる他の人に渡し、説明書を基準にどのボタンを押すとどう言うふうに動くかを伝えます。

保守(ずっと使えるようにしよう)

  • より一層良くする
    • お友達からの意見を聞ける場合は、利用しにくい点はないか?聞いたり、自分でもっと良いシステムにするためのアイデアを考え、より良いシステムに改善していきます。

まとめ

システム開発では、要件定義(何を作るか考える)から保守(ずっと使えるようにメンテナンスする)までの工程をしっかり行うことがとても重要です。
まず、要件定義(何を作るか考える)では、何を作るのかを明確にし、必要な機能や利用する人の要望を具体的にします。
これがないと、間違ったものを作ってしまうかもしれません。
次に、設計段階でシステムの構造を計画(どんなものがいるか考える)し、その後、プログラムを開発(実際に作ってみる)をします。
でも、ただ作るだけでは不十分です。
テスト(試してみる)を通じて、誤った動きとなっていないか、エラーがないかをしっかり確認します。
そうしないと、問題のあるシステムになる可能性があります。
また、システムの導入後も定期的に保守(ずっと使えるようにメンテナンスする)を行い、必要な修正や改善を続けることで、安心して長く使えるシステムにすることができます。
このように、各工程を丁寧に進めることが、成功するシステム開発となります。
ご自身で考えて進めて見て下さい!
システムが出来上がったときの喜びは、とても感慨深いです。

最後まで見ていただき有難うございます。引き続きプログラミングの素晴らしさをお伝えさせていただきます!

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